feeldesign+定例となった「コトバのDIY」。今回の「夜の部」では、前回からの参加者が続きのワークに取り組みました。まず練習として、ことわざの意味から良さを見つけるワークに取り組みます。例えば、『七転び八起き』ということわざ。この意味は?別のコトバに置き換える練習なので、例えば「失敗は誰にでもある。それに負けず挑戦することが大切だ」という意味にもなります。今日の参加者が一人ずつ発表するたび、感嘆の声があがります。
次に『自分のここがすき』というポイントを見つけます。素直?明るい?何事にもいっしょうけんめい?そのポイントを、今度はペアになった人に、別のコトバに置き換えてもらいます。発表し合うことで、新しい角度がどんどん生まれます。「こんな側面もあったんだ!」という新しい発見です。
そして待っていた、驚きのステップ!先生の「喜怒哀楽の『怒』は、セルフブランディングに必要ですか?ペーパーで出てきましたか?」という問いかけに、一同沈黙。「『怒』なくしてはセルフブランディングに通じないのです」という先生の問いかけから、参加者もいろいろな意見や考えが湧き出て来て、自分の中へ問いかけが始まったようです。
次回までの宿題が出て、それぞれ自分の『怒』と向き合う一ヶ月になりそうです。ドキドキします。どんな『怒』が出てくるのでしょう…?
人見先生のコメントです。
「自分の良さを多角的に見つめてみた今回の結果から、「喜怒哀楽」の「怒」にまつわる「良さ」が参加者の誰にも見あたりませんでした。しかし、「怒」の感情は、創造性の芽生えにとって、無視できないものだと考えています。むしろ、そのことをセルフブランディングの軸に据えているように見受けられる人もいるくらいです。星野仙一、田原総一朗などは、まさに怒りがすべての原点にあるように見受けられます。その側面を意識的/無意識的に隠しているのだとすれば、そんな上っ面だけのセルフブランディングは、偽物にすぎません。しかし…という気持ちもまた、よく理解できます。セルフブランディングにおいて、「怒」をどのように扱うのが望ましいのでしょうか。次回は「怒」についてそれぞれの視点で研究してきてもらい、その発表をとおして、「怒」をどのように扱うべきかを考えてみます。(人見 訓嘉)」
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コトバのDIYは、今後、feeldesign+の定期ワークショップとして、昼の部・夜の部として開催されることになりました。途中からでも参加して大丈夫です。参加希望、ご質問は、info@re-kurasu.comまでご連絡ください。
■次回・昼の部:8月30日(金)12:00-13:30(一人1,000円・お昼ご飯を一品持ち寄り)
■次回・夜の部:9月9日(月)18:30-20:00(一人1,000円・おつまみ一品持ち寄り)
※昼の部と夜の部は、同じことを行います。先日夜の部に参加された方は、昼の部に参加されると、同じカリキュラムになってしまいますので、ご注意ください。
※昼の部は、8月30日が初開催となります。お気軽にお越し下さい。